命の砂時計
我が家の闘病中の老犬のお話です。
貧血がひどく、週3の皮下注射も加わりました。
皮下点滴で慣れたとはいえ、こちらはまさに注射器そのもの。
打つ側としてはかなり辛いです。
更に先週、痙攣発作を起こしました。
腎臓病からくる尿毒症だと思っていたのですが、血液検査で腎臓の数値は悪くはない。
となると、治療を中断しているクッシング症候群による発作のようです。
お薬が処方されましたが、それでも時々発作があるので、目が離せません。
歩けないのに夜中も突然起きてもがいてベッドからずり落ちるので、24時間体制。
オムツも極小のSSSサイズを用意し、食事も口まで運んで食べさせています。
昨日、一昨日は息子が来て、フローリングの床で添い寝してくれたので、私も少しやすめました。
16年前に犬を飼う時には、こんな日を迎えることまでは想像できなかった。
今は、命の砂時計がサラサラと落ちていくように感じます。
向き合うのは辛いけど、最期の時まで側にいてあげたい思っています。
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